アレクシア・プテラスはバルセロナの記録簿にその名を刻み続ける

アレクシア・プテラスは、過去数シーズン彼女を悩ませた前十字靭帯損傷の残骸からようやく回復したようだ。彼女は2023年4月にACL断裂から待望の復帰を果たした。

昨シーズンは怪我から復帰して最初のフルシーズンとなったが、予想通り以前のような見た目にはまだなっていなかった。彼女は復帰途中だったが、グループステージのチャンピオンズリーグのベンフィカ戦で、ボールを奪い合う衝突があり、プレー後に足を引きずってしまった。

彼女はしばらく欠場し、結局膝の手術を受けることになったが、復帰すると、連続してバロンドールを獲得するまで導いていた選手のように見え始めた。彼女は昨シーズン、チャンピオンズリーグ決勝のリヨン戦でバルセロナの2点目を決めて締めくくった。

プテラスは今シーズン素晴らしいスタートを切り、バルセロナを象徴するフェメーニ選手はその貢献によってバルセロナの記録簿にその名をさらに刻むことになった。

土曜日のエイバル戦でプテラスはPKで先制し、後半にはオナ・バトルのゴールをアシストした。

しかし、このゴールにより彼女は通算ゴール数を198に伸ばし、ルイス・スアレスと並びクラブ史上3位の得点者となった。

前述したように、プテラスは、怪我や軽度の挫折だけでなく、将来についても不確実な期間が長く続いたが、順調に軌道に乗り始めた。プテラスとバルセロナの契約は昨シーズンで終了する予定で、両チームが別々の道を歩むのではないかとの懸念もあった。

バルセロナとそのサポーター、プテラスとクラブにとって幸運だった。2年契約で合意に達した2026年まで。現状のまま物事が進み続ければ、プテラス氏が残留を希望した場合には、遅かれ早かれ延長について話し合うことになるのは間違いない。

プテラススは200ゴールまであと2ゴール、クラブ得点ランキング2位のセサール・ロドリゲスまでは34ゴールとなっている。彼女の現在の調子を考えると、両方のマークに到達することは実現可能であるように思われるが、リオネル・メッシの672ゴールに近づく可能性は低いように思われる。それでも、プテラスとメッシがクラブのそれぞれのセクションの旗手になるのはむしろ適切であるように思われる。