ラミネ・ヤマル、レアル・マドリードファンからの人種差別的虐待の被害者

ラミネ・ヤマルはレアル・マドリードとのエル・クラシコで勝利し、バルセロナのこの夜の3点目となるゴールを決めた。しかし、祝賀会中にスタンドから撮影されたビデオには、レアル・マドリードのサポーターが17歳の彼に人種差別的な暴言を投げかける様子が捉えられていた。

別の角度からは、別のファンがラマルにさらに暴言を吐いている様子が映っている。

ヤマルがそれを聞いたかどうかは、彼が続けて主審や線審に警告する様子はなかったので、彼だけが知っている。すぐそこにいた線審も主審に警告しなかった。

スペインにおけるこの最新の人種差別事件は、レアル・マドリーのヴィニシウス・ジュニオールも同様の虐待の対象となっている時期に起こった。しかし今回は、エル・クラシコでの、そしてレアル・マドリードのサポーターによるものであるため、より注目を集めるかもしれない。

彼らの名誉のために言っておきます、レアル・マドリード声明を発表したサンティアゴ・ベルナベウでのシーンについて。

「レアル・マドリードは、サッカーやスポーツにおける人種差別、外国人排斥、暴力に関わるあらゆる行為を強く非難し、昨夜スタジアムの一角で数人のファンが発した侮辱を深く遺憾に思う。

レアル・マドリードは、適切な懲戒および司法措置が講じられるよう、これらの嘆かわしい卑劣な侮辱の加害者を特定し、特定するために捜査を開始した。」

スペイン政府も「人種差別的な性格による事件」を非難し、反暴力委員会によって分析されると述べた。

ラ・リーガも同様の声明を発表しており、もしどちらかといえばどのような行動が取られるのかを見るのは興味深いことになるだろう。ヴィニシウス・ジュニオールのことに関してさえ、リーグの反応はひいき目に見ても生ぬるいものだった。それを軽視しようとする人たちがいたのは問題にはなりませんでした。

これらの事件は両方とも非難に値するが、さらに唖然とするのは、この最新の事件が、EURO 2024でスペイン代表としてわずか数カ月プレーし、優勝の立役者の一人だった17歳を狙ったものだということだ。